恋人の実家とフィルムカメラ

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年の瀬に、恋人の実家に行ってきた。ご両親とは一度東京でお会いしたことがあるが、実家へ訪問するのは初めてになる。恋人のご両親は東北に住んでおり、東京から5時間程度かかる。よって日帰りで訪問というわけにもいかず、一泊させていただいた。今回の訪問は、かねてより決まっていた。だが、どのような目的で行くのか悩んだ。私たちは婚約しているわけでもなく、結婚のご報告やお願いというわけでもない。ただ、恋人の紹介ということで、親睦を深めたかったのだ。

大変緊張したが、ご両親はとても気さくて素敵なご夫婦だった。泊めていただいただけではなく、2日間のお昼ごはんや夜ご飯をご馳走してくれた。太平洋沿岸のため海鮮が美味しく驚いた。料理もとても上手だった。忙しいところここまでもてなしていただいて、大変恐縮だ。

被災地でもあるので、津波で流されてしまったところを案内してもらった。2011年5月にその近辺を訪れたことがあり、そのころに比べれば復興の兆しは見えてきていた。ただ更地の部分が多く、こんなに多くをのみ込んでいったあの津波は一体なんだったのだろうと感じる。自然が成すことに理由はないかもしれないが、なぜあの場所に津波が来たのか、自然は何を思っているのか、私は問うてみたい。

とりあえず私だけ先に東京に戻ってきた。明日はわが家の実家に帰り、家族で年越しをしよう。とりあえず、2017年の最後のイベントを終えられて一安心である。

写真は全く関係ない。お気に入りなので、載せる。