ブログを通じての思わぬつながり

はてなブログをはじめて、毎日更新するようにしている。文章を書くのは頭の体操になるし、何を書こうかと頭の中を探る感覚も楽しい。まるで頭を切開して、中に何が入っているのかを1つずつ確認しているようだ。そこに存在してる悩みとか感情なんかを手に取…

非日常から現実へ

なにか非日常の体験をした後に、現実に戻る瞬間はなぜこんなにも辛いのだろうか。友人と夜遅くまで飲み交わし、帰りの電車の中で現実に戻る憂鬱さにひとり涙を流した人もきっといることだろう。当然友人と飲み交わした時間も、間違いなく現実だ。しかし彼ら…

穏やかな瀬戸内に浮かぶ直島

珍しく暦通りの休みになったので、瀬戸内に浮かぶ直島に行ってきた。台湾の友人が以前訪れて良かったと言っていたのもあるし、穏やかな瀬戸内の海風にあたってのんびりしたいと前々から思っていたのだ。今回はひとり旅なので気楽である。 行ってみて気づいた…

舞う花びらに焦がれて

お花見をしたい。私の仕事は年度末、年度初めがとても忙しいので、お花見の季節は嫌いだ。この季節がやってくるたびに、桜のことよりも仕事のことを考えてしまう。定年退職者を送り出したと思ったら、初々しい新入社員が入ってきて、慌ただしいことこの上な…

憧れの人はいるだろうか

憧れの人を見つけたい。尊敬する友人・知人は数多くいる。しかし「この人についていきたい」と思う人にめぐり逢えたらと思う。憧れの人が身近にいることは、幸運なことだ。絶対的な目標が自分の中に生まれるからだ。そしてその人からアドバイス等をもらえた…

ブログで副業している人たち

ブログをはじめてから3週間くらいたった。ほぼ毎日、書き連ねている。基本的には、誰かの為というよりかは自分のために書いている。文章の練習にもなるし、400字から600字程度の文章を書く事なんて、日常生活にはまずないからだ。ほかの人のブログもちょく…

3連休の直島旅行計画3

いよいよ明日から、直島への旅行がはじまる。朝9:30ごろ羽田を出発し、香川の高松空港に到着。リムジンバスでそのまま高松へ。高松でのお楽しみは、なんといっても讃岐うどんである。関東育ちの私にとって、讃岐うどんは未知なる食べ物だ。これは絶対に外せ…

将来を考えたとき

将来を考えたとき、私の気持ちは暗くなる。このまま同じ仕事をしていて良いのか。今のパートナー(異性)と結婚して良いのか。私の給料じゃ、どうやって生活していくのか。子どもは生むのか、生まないのか。生まれたとして、育てられるのか。生まれなかったと…

闇に飲まれた職場

私の職場は、自慢じゃないが昭和時代から何も変わっていない。書類が山積み、ハンコを役職ごとに押す決裁。文書の電子化なんて夢のまた夢で、書棚にはファイルが並んでいる。こんな職場は、時代の波に飲み込まれ、あと数年したら間違いなく倒産するだろう。…

消えゆく朝の気持ち

朝抱く気持ちと夜抱く気持ちは驚く程ちがう。まるで別人みたいだ。たとえば、朝会社に行く時、こんな仕事とっとと辞めてやると思いたち、いろいろ調べてみる。そして自分には無限の可能性があるように感じられる。絶対違う道に行こうと心に誓う。しかし、会…

夜中に目が覚めて眠れなかった

毎朝5時に起床するため、あまり夜中に起きることはないのだが、昨晩は2時くらいに目が覚めてしまった。再び眠ろうと思っても、なかなか寝付けず大変だった。私は睡眠時間はできるだけ確保したいため、毎日日付を跨がないよう気をつけている。すぐに入眠す…

『夜間飛行』『人間の土地』を再読して

最近、前々から読みたいと思っていたサンテグジュペリの『夜間飛行』と『人間の土地』を読了した。どちらも学生の頃に読んで、なんだか抽象的な内容に眠くなってしまったのを覚えている。ただ、自分の書棚を見るたびに、「もっと私のことをちゃんと読んでよ…

ささやかなところから生じるストレス

私たちは、本当にささやかなことからストレスを受けている。日頃、これがこうなっていたらいいな、ああなっていたらいいなと思うことがある。でも、それを改善するほどではない、だからこのままでいいや。と放置していることはたくさんあるはずだ。たとえば…

星降る夜の真実

先日、池袋にあるプラネリウムを鑑賞しにいった。コニカミノルタの技術を堪能し、プラネタリウムがここまで発展したかと思い知らされた。一昔前のプラネタリウムはドームに星空を映し出し、星座を解説してもらうという勉強要素が強かったように思うが、今回…

聞き役に回ることが多い人は

誰かと二人で話していると、私は基本的に聞き役に回ることが多い。物事をわかりやすく説明する力がない上に、気の利くジョーク1つも言えない。だから話をして相手に退屈な思いをさせるくらいなら、黙っていたほうがいいと思うのだ。また、自分が話すと緊張…

本を読んでも理解できなかった時の悲しさ

私は本を読むのが好きである。昨今、老若男女問わず読書離れが叫ばれているが、私は3~5日あたり1冊を読む。1年で80冊ほど読んでいるので読書家までとはいかないまでも、全く読まないというわけでもない。読書にはまったきっかけは、青春時代特有の悩み(…

連絡のないiPhoneを握り締め

iPhoneは便利なものである。LINEやSNSアプリを使えば、世界中の誰とでもコミュニケーションを取ることができる。それは事実だが、どうせならより親密なコミュニケーションを図りたいものだ。 私のiPhoneには何人かの連絡先が登録されている。しかし、彼らか…

仕事後に都心に繰り出すことについて

私にとって仕事後遊びに行くのは一苦労だ。職場が割と田舎にあるため、都心に出るには片道40分から1時間はかかってしまう。仕事がはやく終わったとしてもなんだかんだ19:00~19:30に新宿に着く。仕事で疲れているので、都心に着く頃には心身がへばってい…

生命を持たぬ花たちへ

先日、友人に連れられて造花の専門店に行った。友人は造花を使って工作をするのが好きで、そのようなお店に精通していた。私は工作が苦手で造花も手に取る機会もなかったので、そのようなお店に足を運んだことがなかった。というより、造花の専門店なるもの…

ペンケースと革磨き

私の宝物の1つに、ペンケースがある。22歳の誕生日に友人がプレゼントしてくれたものだ。もう何十年も前のことだ。小学校時代からペンケースは半年ごとに買い換えていたけれど、そのペンケースはプレゼントされてからずっと愛用している。 茶色の革のペンケ…

書き連ねることによる忘却

日記を書き続けて5年半になる。書く媒体はシンプルなノートブックがほとんどだが、どの端末からでも閲覧出来るOnenoteにもたまに書く。ほぼ毎日、その時の気分をつらつらと書いている。 日記を付ける上で、自分の中の決まりごとがある。一番重要なのは、絶…

ハナミズキの思い出と別れ

私がかつて交際していた人(異性)は一青窈の『ハナミズキ』を歌うのがとても上手だった。その人が小さな声で口ずさんでいる『ハナミズキ』を聴くのも、カラオケて歌っているのを聴くのも好きだった。実際私は『ハナミズキ』という歌はあまり好きではないのだ…

友人の行動力に感化を受け

先日の記事において、私は夢というものを持ったことがない、気がついたら今のこの場所に流れ着いた、みたいなことを書いた。だからこうなりたいな、ああなりたいなということを少しずつ書き留めて、それに向かって進んでいけたらと思う。 それでは早速、一昨…

かつて夢というものが現実だった頃

私が珍しいのだろうか、生きていく中で夢というものをあまり抱いたことがない。年を重ねるにつれその傾向はますます強くなっている。 もちろん、こうなったらいいな、とかこうなりたいなという願望は持っている。ただ、夢というものが具体化し、それに向かっ…

SNSを止めたことによる時間の発生について

私はfacebookが日本に紹介された当初からfacebookを愛好していた。 ちょうどその頃ヨーロッパに行くことがあり、海外で知り合った人たちとfacebookを交換し、普段なかなか会えない中でもコミュニケーションを図ることができた。 2010年から2013年くらいまで…

腕にはいつも自動巻き

止まってしまった時計を見ると、とても悲しい気持ちになる。 いつもは動いて時間を教えてくれる時計、その時計が急に動かなくなると時計が抜け殻のように見える。 だから私は電池式の時計は使わない。自動巻きの時計だ。 基本的に毎日時計を付けるので、もう…

晴れて風のない日には本を抱えて

晴れて風のない日には、外に出よう。 公園でも良い。最寄りの駅のカフェでもいい。とても気持ちが良い。 コーヒーと本さえあれば、何時間でも過ごすことができる。 私は本が好きだ。海外だとロシア、ドイツ文学あたり、国内だと村上春樹、エッセイなんかだと…

落ち込んだ日にはセットアップを着て

セットアップ。 私はセットアップの洋服が好きだ。普段は着ないけれど、特別な日やおしゃれをしたい日にはセットアップを好んで着る。 スーツほどかっちりしていないし、遊び心もありそれでいてフォーマルな雰囲気に決まってくれる。 私は落ち込んだ日にもセ…

3連休の直島旅行計画2

ようやく、公共交通機関の予約が完了した。 昨日航空代金を振り込み、チケットを発券するためのバーコードが送られてきた。 ゲストハウスにも電話連絡をし、予約が取れていることを確認した。 完璧だ。 朝、最寄りの駅から羽田空港まで行くリムジンバスの時…

雨の匂いがもたらす追憶

昨日、雨が降った。 久しぶりの雨だ。 雨がアスファルトに落ち、それがもたらす匂い。 雨が、土や森林に落ち、それがもたらす匂い。 雨の匂いが好きだ。 雨の匂いは、過去を思い出す遠因になる。 たとえば、学生時代、好きだった異性と雨の中ベンチに座り、…