気分が晴れればいいのに

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最近疲れからか、めまいとドライアイがひどい。昨日仕事中に眼科に行ったところ、涙の分泌量は正常だが、乾きが異常に早いとのこと。目薬を処方して様子を見ることに。ただめまいの方が気になる。素人目線でちょっと調べてみると、自律神経の乱れから上記のような症状が出るようで、なるほど当てはまっていると感じた。

先週末の3連休に実家に帰って親の顔を見たときに安心し、実家を離れるときに落ち込み、その起伏が自分が思っていた以上に大きかったみたいだ。この年になりホームシックになるとは予想もしていなかったが、どうやらそうらしい。仕事が全くうまくいっていないわけでもない(転職前よりも良い部分は沢山ある)のに、なぜ一人暮らしだとこうも気分が塞いでしまうのか。職場では心許せる人はいないし、帰宅しても話す相手がいないことが原因か。そんな状況で、ふと帰省して親の顔と愛犬を見てリラックスしたときの、緊張の糸が切れてしまったかの状況か。

転職をして半年が過ぎ、7ヶ月目を迎えようとしている。この状況が好転してくれればいいと願う。

実家に帰って思うこと

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実家に帰ってきた。帰省というほど大げさなもとではない。2時間弱で帰ってこられる。親と過ごしていると、もうここは自分の家ではないんだと感じる。けれどもお風呂に入ったり寝る間際になってみると、一人暮らししていることが嘘のように感じる。正反対の感情や感覚が、数時間の間に交互にやってくる。不思議だ。

先日、愛犬が誕生日を迎え、14歳になった。人間でいうと80歳前後らしい。以前に比べ、明らかに寝る時間が増え、鳴くことも少なくなった。ただ、目が見えず耳が聞こえずとも、私の匂いを嗅ぎつけて、数回尻尾を振ってくれる。愛らしい。何時間でもそばに居てあげたいと思う。今はその時間が私にとっては1番大切だ、と心のどこかで思っている。

 

 

 

花蓮での淡い記憶

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今週は、あっという間に過ぎ去った。仕事が早く終わったっていうのもあるし、時間内に仕事がたくさんあって、あまり息をつく間もなかったからかもしれない。こんな具合に毎日毎日が瞬く間に過ぎ去っていくのは喜ぶべきことなのか、考えるべきなのか。気が付けば、死の直前に来ていることだってあり得るのだ。

先日の台湾地震では、花蓮という場所が甚大な被害を受けた。私はこの場所にはちょっとした思い入れがあるだけに、心を痛めている。

19の時、初めて台湾を訪れて、電車に乗って1周したことがある。その時花蓮に2泊したのだ。colorful taiwanというかわいらしいゲストハウスに泊まって、台湾人とスクーターを二人乗りし夜市に行った。当時の会話の中で、日本の就職活動について英語でなんとか伝えようとしたのを、覚えている。そしてもう1つ。太魯閣渓谷という場所までバスで移動するにあたって、一体どのバスに乗ればいいのか訳が分からず困っていた。当時は台湾人気もさほどなく、観光オフシーズンであったため、バスは1日に2本しか通っていなかったのだ。だから1本バスを逃すと大変なことになる。そこでバスの運転手に聞きまわっていたのだが、どの人も英語がわからず頭を抱えていた。その時、バスの後ろのほうから、「日本人の方ですか?」と声をかけられた。振り返ると、とてもきれいな女性が立っていた。よくよく話すと、彼女は日本人で、2年間香港に留学していたのだという。私に代わって、中国語で運転手さんと交渉してくれ、太魯閣渓谷行きのバスであることを確認してくれた。

偶然彼女の宿泊するホテルはその途中にあり、30分ほど彼女と話しながら目的地まで向かった。彼女は息をのむように美しかった。別れる際、彼女は名前を教えてくれ、帰国したら連絡してほしいと言った。ぜひ、日本で会いましょうと。しかし私は、彼女の名前を控えてなく、唯一書き留めた電話番号のメモも紛失してしまった。大学名と年齢だけは覚えていたので、帰国後なんとか探し当てようとしたが、無理だった。何千人という中から彼女を見つけられないのは、ある意味当然かなと思った。そんな淡い記憶を抱きながら、大学を卒業し、数年後。なんとなくテレビを付けたら、その彼女が写っていた。まさかと思って、目を疑った。女優さんになっていたのだ。

彼女は今でもよくテレビで見かける。国内のみならず、海外でも活躍しているらしい。彼女を見るたびに、花蓮という街で彼女に助けられたことや、19歳という若く勢いのある時のことを思い出す。風がほどよく抜け通るような青春が、しっかり私にも存在したのだと。

台湾地震での被害が、はやく落ち着いて人々の心に安らぎが訪れますように。

カメラで切り取る風景

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気が付けば木曜日。フィルムカメラは、夜撮影したときに味が出ると思う。自分の目で見た風景と、カメラで切り取った風景。それぞれ異なるけど、どちらも正しいもの。自分の目だって、カメラだって偽りは写さない。

どちらも大切にしたい。