フィルムカメラとプリント

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最近、撮った写真はすべて現像してプリントしている。以前はデータに取り込んで終わりだったが、1枚1枚プリントすると多くの発見がある。データでいいなと思う写真とプリントしていいなと思う写真は異なる。

この写真はデータで見るとなんてことないが、プリントして手に取ってしげしげと見るととても良い。

写真の整理は苦手だったが、アルバムを現在作成中である。何十年も経ってから振り返ったときに、ファインダーをのぞいた時の気持ちが思い出せるように。アルバムには、恋人や友人の写真が多くなる。それもまた、良いのでは。

あけましておめでとうございます。

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完全な寝正月です。年末は恋人に実家に行って、年越しは自分の実家で。心安らいだのか、ひたすら寝た正月でした。昨年の振り返りも特に行わず、新年の目標も立てることなく…

元旦は、古本屋でたまたま見つけた植村直己の「青春を山に賭けて」を読了。

今年は写真をもっともっと楽しめればいいなぁ。

2017年のフィルムカメラ写真

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今年撮影した中で個人的にお気に入りの写真である。恋人や家族、友人を撮影した写真が一番良いのだが、こちらに載せるのが憚られるので、ひとまず人物が写っていないもので。

今年はなんとか平和なまま年を越せそう。もしこのブログをご覧になった方がいましたら、ありがとうございました。

来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

恋人の実家とフィルムカメラ

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年の瀬に、恋人の実家に行ってきた。ご両親とは一度東京でお会いしたことがあるが、実家へ訪問するのは初めてになる。恋人のご両親は東北に住んでおり、東京から5時間程度かかる。よって日帰りで訪問というわけにもいかず、一泊させていただいた。今回の訪問は、かねてより決まっていた。だが、どのような目的で行くのか悩んだ。私たちは婚約しているわけでもなく、結婚のご報告やお願いというわけでもない。ただ、恋人の紹介ということで、親睦を深めたかったのだ。

大変緊張したが、ご両親はとても気さくて素敵なご夫婦だった。泊めていただいただけではなく、2日間のお昼ごはんや夜ご飯をご馳走してくれた。太平洋沿岸のため海鮮が美味しく驚いた。料理もとても上手だった。忙しいところここまでもてなしていただいて、大変恐縮だ。

被災地でもあるので、津波で流されてしまったところを案内してもらった。2011年5月にその近辺を訪れたことがあり、そのころに比べれば復興の兆しは見えてきていた。ただ更地の部分が多く、こんなに多くをのみ込んでいったあの津波は一体なんだったのだろうと感じる。自然が成すことに理由はないかもしれないが、なぜあの場所に津波が来たのか、自然は何を思っているのか、私は問うてみたい。

とりあえず私だけ先に東京に戻ってきた。明日はわが家の実家に帰り、家族で年越しをしよう。とりあえず、2017年の最後のイベントを終えられて一安心である。

写真は全く関係ない。お気に入りなので、載せる。

 

フィルムカメラと友情

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今年の仕事も、明日で納め。この文章は朝書いている。朝書くのと夜書くのでは、思考が全く違うので戸惑いもあるが、ひとまず。

今年は8月から仕事が変わり、引越しやら何やらで何かとあわただしい1年だった。現職はきついけどやりがいがあって、前職は楽だったけどやりがいがなく。転職は自分で切り開いた大きな変化。だから後悔はちょっぴりするけど、過去の選択には誇りを持っている。

プライベートでは恋人とも縁が引き続きあり、楽しく過ごすことができた。数年前の付き合いたてのような新鮮さは薄れつつ、そばにいてくれる安心感は何ものにも代え難い。また自転車を買ったり(最近は寒くて乗ってない)、フィルム写真をはじめたりと趣味は楽しく出来たのではないかと思う。

読書については、ヨーロッパの古典文学は相変わらず好きでモーパッサンやサマセット・モームなんかを愛読した。村上春樹は引っ越し先にも全巻持って行き、手元に置いてある。それと夏目漱石を読むようになり、「三四郎」「それから」「門」などが印象的だった。「こころ」は名作だと思いつつ、先生のような人はちょっと面倒くさいなと思ったり、笑える部分やそんな根暗にならなくてもと突っ込みたくなった。高校のとき読んだときは、全く面白さがわらかず、親友を裏切って遺書を第三者に託し自殺した人くらいのあらすじしかなかったが、あれから十数年が経過して、ちょっとは面白さというか心にぐっと来るものがあった。それと当時は難解だと思っていたのに、割とすらすら読めて平易な言葉で書いてあるのに驚いた。少しは読解力が上がっている証拠なのだろうか。

というわけで写真は最近撮ったお気に入りのおじいちゃん。このくらい年老いたとしても、心許せる友人と、いつまでも一緒にいたいものだ。

カメラ:Nikon FE, 50mm, F1.4

寒い日はコーヒーを飲んで。

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寒い。こんな日はコーヒーが一段とおいしく感じる。私はコーヒーが好きで、毎日かなりの量を飲んでいる。学生のころ、カフェの雰囲気にあこがれて通い詰めていたけれど、お金がなくてブラックコーヒーばかり飲んでいたら、いつの間にか虜になっていた。コーヒーの香りと味は青春の香りと味でもあるのだ。

おいしいコーヒーを淹れてくれて、そこまでおしゃれっぽくなくて居心地の良いカフェを探しているけれど、なかなか見つからないね。

カフェの店員さんとはたいてい顔なじみになる。クリスマスだからって、1杯コーヒーをサービスしてもらえた時なんて、朝で憂鬱がいつの間にか吹き飛んだ。こうやってブログを書いていてもコーヒーは欠かせない。

もうすぐ年末だ。あと二日間行けば仕事納め。いよいよ今年を振り返る時期になりました。

 

クリスマスのちょっとした幸せ

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クリスマスにちょっとした良いことがあった。私はいつも出勤前にカフェで一息つく習慣がある。コーヒーをいっぱい飲んでリラックスしているのだ。カフェは駅の中にあるが、個人経営でなんとなく昭和っぽい雰囲気がある。お客さんも若い人というよりは、サラリーマンのおじさん方々だ。

今朝いつものようにコーヒーを飲んで、カフェを出ようと思ったそのときに、いつもいる店員さんからちょっと待って下さいといわれ、何かと思ったら「今日はクリスマスなんで、コーヒーもういっぱいサービスです」といわれた。持ち帰りように紙カップに入れて手渡してくれた。それをもって出勤。

月曜日で憂鬱だったけど、こんなサプライズがあるとは思わなかった。幸せなクリスマスだ。

まだまだこの世の中は終わっていない。

こういうちょっとしたことで、人を幸せに出来る人を私は尊敬する。果たして、私にそれができているだろうか。残り少ない2017年。1つでもそういうことが私にできればいい。