ちょっと江ノ島まで

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先日、海を見たくて江ノ島に行ってきた。江ノ島は好きな場所で、これまでにもふらっと一人で行ったり、放課後友達と今から行くかーみたいなノリで行ったり、思い出の地である。小さい頃、母に連れられてきたこともある。実を言うと、湘南の雰囲気や海の汚さはそんなに好きではない。ただ江ノ島に限って言うと、散歩にもちょうど良いし、人も少ない時だとリラックスして歩くことができる。
そんなわけで、涼しい日を狙って、散歩に行ってきた。以前は小田急線ユーザーでラッシュ時の混雑具合で全てが嫌になったが、ロマンスカーだけはずっと好き。これに乗るとかなり贅沢な気分を味わえる。快適だ。江ノ島ロマンスカーが通じているので、そこもお気に入りのポイント。
フィルムカメラを持って、のんびり歩いているだけで幸せだ。
今回はえのすいこと、江ノ島水族館には行けなかったが、次回は行きたい。

カラマーゾフの兄弟、読了

久しぶりの更新。最近は専ら自分の好きなように時間を使っている。コーヒを嗜んだり筋トレを始めてみたり。中でもカラマーゾフの兄弟を読み進める時間が好きで、先日ようやく読み終えた。実はカラマーゾフの兄弟は、これまでにも2度読んでいたことがあり、いずれも1300ページあたりで読むのを辞めていた。この小説の核である「大審問官」を超えたあたりだろうか。とっても面白いのだが、こういう小説は細切れに読んで行くものではない。当時の私は仕事の都合で1日30分程度しか時間を割けず、当然のことながら何となく遠ざかって行った。ライフスタイルによって、読むのに相応しい本というのは確かに存在する。残念なことだが。

今回はご承知の通り時間が少しできたので、今まで読もうと思っていた本を一気に読もうと決めていた。1つが前述の「カラマーゾフの兄弟」、あとはトルストイの「アンナ・カレーニナ」、メルヴィルの「白鯨」などだ。

さてカラマーゾフの兄弟は未完の作品と言われいている。冒頭で「この小説は2部に分かれている」と筆者のドストエフスキーが述べており、世に出回っているのは1部のみ。これを書き上げた直後にドストエフスキーは他界してしまったからだ。とはいえ、1部だけでも大作であり、宗教や思想など全てを盛り込んだ大小説はもう出てこないだろう。書き上げる力のある作家がいないからだ。このような小説は、ドストエフスキートルストイで完結してしまったのであり、現代の小説は当時のものと役割は異なっている。

私は、ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟にちょっとした思い入れがある。大学を卒業するとき、恩師であった教授に、「君はこれからアリョーシャのように生きていかれるように」と祈りを捧げられ卒業した。アリョーシャは、カラマーゾフの兄弟の主人公で、神の子のような人格である。だから、何となく自分の人生と照らし合わせてこの小説を思っていたし、どういう意図で教授がこのようなことを言ったのか理解しようと努めていた。

読了した今、私はアリョーシャのように生きているだろか、教授の願い通りになっているだろうかと自問するも、否という回答が明らかであって、ちょっと考え込んでしまう。恩師の教授は私が卒業するときに大学を辞めており、もうお会いする機会もない。しかしながらその願いは未だに私の心に刻まれている。今回、アリョーシャの人生と自分のこれまでの生活を比較し、身の引き締まる思いがした。

連日の自然災害やスポーツ界の「噂」に人々が振り回され、さすがに疲弊してきた。人々の心が安らかになるよう、願っている。

 

Appleへの愚痴っぽくなるけれど

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先日iPadの調子が悪いと述べた。特定の文字を入力すると、フリーズしてしまうのだ。特定の文字というのが、「見る」で、現にこれを入力した時もフリーズしてしまった。結構な頻度で入力する上に、入力しないように気を使わなければいけないことは、割とストレスになる。当たり前のことだが。

それでAppleカスタマーサービスに相談したところ、「エンジニア」へ相談するので一週間時間を下さいとのことだった。一週間後、指定の時間から20分遅れで電話が入る。担当して下さった方によると、エンジニアも現在調査中で、本体を交換しても同様の問題が起こる可能性があるから引き続き様子を見て使用して下さいとのこと。次回のアップデートで解決されるかもしれません。と言われた。

一週間も待たされ、指定の時間にも電話が来ず、具体的な解決方法も述べないまま「引き続き様子を見てください。次回のアップデートで解決するかもしれません」とはあまりにも無責任ではないか。カスタマーサービスに相談するにあたって、先方が指定する対応(最新のiOSへのアップデート、初期化)など色々試してみたのに、この対応はないだろう。iPad Proは非常に高価で、私の収入からしたら大きな出費だった。毎日愛用しており、何とかストレスなく使用したいと相談したのに、引き続き様子を見てくださいとは、メーカーとしてのサポート精神に疑問を感じる。せっかく良い製品を作っているだけに、残念だ。

私は割とさっぱりした性格だと思っていたのに、この対応をされて少しムッときてしまった。電話越しに、「毎日愛用しており、こちらの不手際での不具合ではないのにその対応では残念だ」とやんわり述べたところ、先方も困っていた。そりゃ困るだろう。この鬱憤はどう処理されるべきか。ストレスを抱えたまま、iPadを使用していると、その時の対応が思い出される。

iPadの不調について

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愛用しているiPadの調子が悪くなってしまった。特定の文字を入力するとフリーズしてしまう。それ以外は問題はないのだが、何かの拍子にその文字を入力すると全てがパーになるので結構ヒヤヒヤものである。購入して2ヶ月経っていないため、怖くなってサポートへ電話した。

初めてサポートには連絡したが、割と迅速な対応をしてくれたと思う。サポートの人も原因は不明だという。いろいろ検査をして本体に問題がないことがわかったので、恐らくは内部の問題だろうと。この現象をアップルのエンジニアに連絡をして5日後に回答が来るらしい。それを見て、修理もしくは交換になるようだ。

iPadを落としたり破損したりはしていないので、なぜこうなってしまったのか不思議だ。そのフリーズ現象以外については全く問題は見受けられないので、正直こうなってしまってとても残念。これからも使い続けたい端末だし、私の英語学習にはこれが不可欠だ。是非とも復活してくれることを望む。

 

豊洲の海と映画鑑賞

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豊洲に海を見に来た。今住んでいるところから割と近かったので、久しぶりに豊洲ららぽーとへ。前来た時は土日だったからすごく混んでいて煩く全然楽しくなかったが、今日はとても空いていて静かに過ごすことができた。こういうとき、平日に外出できる喜びを感じる。豊洲埋立地と再開発地が合わさっているので、街は何というかとっても人工的。その分だだっ広くて良いのだが。私は江東区民なので、豊洲とか埋立地は好きなのだが、将来もここに住み続けたいかと言われたら絶対に嫌だと思う。もっと自然が多いところが良い。そしていろんな年代の人がバランスよく暮らしているところの方が良い。

豊洲や月島あたりを自転車で走っていると、タワーマンションが多いことに驚く。あと数十年したら、この街はどうなってしまうんだろうとちょっと心配に。人口も激減してるだろうし、建物の老朽化も一気に来るし、何より住人が高齢化しゴーストタウン化するのは目に見えている。もちろん、災害の危険性は高い。西日本豪雨のようなものが関東を襲って、隅田川や荒川が氾濫でもしたら、この辺一帯は一気に終わり。考えただけでもゾッとする。

海を見てリラックスしたあと、あまりの暑さにららぽーとへ戻り、映画を鑑賞。アクション映画を満喫し、気分は天気のように爽やかだ。

 

スポーツジムとカラマーゾフの兄弟

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家でじっとしているのもあれなので、スポーツジムに通うことにした。療養中のため激しい運動はできないが、多少は身体を動かした方が心身のためにも良いだろう。以前通っていたスポーツジムは実家の近くで、住宅街の中に位置していたため、お年寄りの社交場と化していた。しかし都内に一人暮らしをし始めたので、人生で初めて都心のスポーツジムに行く。値段は多少割高な気もしたが、都内の店舗はどこでも利用可能というのも嬉しい。それに都内のスポーツジムは日中とても空いている。住宅街では一日中ずっと混んでいたため、案外入会してよかったと思っている。それに都内のジムはなんとなくドライで、あんたたち好きなように運動したら?っていう雰囲気が醸し出されている。そういうのもありがたい。

連日のニュースで40度近く気温が上がり、熱中症に気をつけてくださいと報道している。こんな気温で外を歩いていたら本当に倒れそうだ。だから少しでも身体を動かしてこの夏を乗り切りたい。

あ、療養中で時間ができたので、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読み始める。学生の頃はかじりつくように読んだのに、テーマが大きすぎて、この年齢になって読むのは正直しんどい。古典的名著のベスト3に入ると思っているが、あのくらい大きなテーマを扱える小説はもうこれから出てこない気がする。これまでの歴史で散々語り尽くされてしまったし、この科学が発展した時代に、カラマーゾフの兄弟を読もうという人も減っているのではないか。なんなら授業でちょっと読んでみよう、それも2000ページ近くある小説のほんの一部分だけで満足してしまうはずだ。それにもかかわらず、かの有名な大審問官のくだりでは息を飲むほど素晴らしい。こんな小説を書ける文豪は、きっとドストエフスキーだけだったと思う。この小説が現代まできちんと残されているのは、人類の大きな財産だ。それに随分前に翻訳されたにもかかわらず、平易な日本語で訳してくれた訳者も大きな功績を残したと言える。ゆったり気長にカラマーゾフを読了しよう。

 

最近はもっぱら、通院です

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仕事を少しお休みしてから、最近はもっぱら通院である。今般の体調の悪さは自分でもびっくりするくらいで、治ったと思っても数日後には別の形で体調が悪くなり、腰を据えてじっくり検査をしないとなと思っていた。少しずつ判明してきたことがある。

まず、尿膜管遺残症といって、へその緒が未だに体内に残っており、これが炎症を起こしているらしい。自分の身体の中に、へその緒が未だにあるなんてびっくりだ。友人曰く、生まれた時の忘れ物だという。確かにその通り。そしてこのへその緒が、MRSAという細菌によって感染している。MRSAというのは厄介な細菌で、なかなか薬が効かないようだ。それで数少ない抗生物質を服用しているが、その抗生物質に対して、自身の身体がアレルギー反応を起こしている。これが、今現状で分かっている体調の悪さの要因だと言う。

ここまで判明しただけでも大きな一歩。しかし、正直治療は手詰まりだ。なんでも数少ない薬に対してアレルギー反応を起こしているとなると、残る選択肢は入院治療か外科手術による感染源の除去のみ。できればそんな大掛かりな治療はしたくない。入院なんてしたら余計に身体が弱ってしまいそう。だから何とか治したい。

そして尿膜管遺残症が治っても、今度は薬アレルギーの検査が待っている。抗生物質は今後もお世話になるので、その度ごとにショック状態に陥っていたらたまったものではない。だからこちらもしっかりと医師に相談して付き合っていく必要がある。

これから長い期間にわたって治療をしていくが、どうなることか。自分でも心配だ。